株式会社resolves代表の笹島です。
AIO対策を外注すべきかどうか。結論から言うと社内にSEOで結果を出した経験者がいないなら、外注のほうが合理的です。費用は記事制作型で月20万円前後から、コンサル型なら月20万〜30万円が中心帯。ただし業者選びを間違えると、AIが吐き出した文章をそのまま納品されて終わります。
僕はresolvesでAIO記事作成代行を提供している側の人間です。売る側だからこそ、外注しないほうがいい会社の条件もわかる。その線引きも含めて、相場と業者の見分け方を実務の目線で書きます。
AIOとは何か
AIOはAI Optimizationの略で、ChatGPTやGemini、GoogleのAI OverviewといったAI検索の回答に自社の情報が引用される状態を作る施策です。SEOがGoogleの検索結果で上位を取る施策だとしたら、AIOはAIの答えの中に入り込む施策。検索の入り口がAIに移りつつある今、SEOだけでは検索行動の半分しかカバーできなくなっています。
LLMOやGEO、AEOという呼び方も見かけますが、実務でやることはほぼ同じです。呼び方の違いでどれに取り組もうか悩む必要はない。
▶ 関連記事:AI検索に引用される記事の条件|AIO記事作成代行という選択肢
AIOをすでに理解している人は、この章は飛ばして次の判断基準から読んでください。
AIO対策は外注すべきか、自社でやるべきか?
判断基準はシンプルです。SEOで結果を出した経験者が社内にいて、月10本前後の記事を書き続ける体制があるなら内製できる。どちらかが欠けているなら外注が合理的です。
内製に向いている会社の条件はこれです。
- SEOの専任担当がいて、過去にオウンドメディアで検索上位を取った実績がある
- 記事の執筆に毎月まとまった工数を割ける
- 構造化データの実装と効果測定を自社で回せる
逆に、次のどれかに当てはまるなら外注を検討したほうがいい。
- 経営者かマーケ担当が他業務と兼任で記事を書いている
- 文章は書けるが、Schema.orgや構造化データと言われると手が止まる
- 公開した記事の検索順位もAI引用の状況も測定していない
AIOはSEOの土台の上に載る施策です。記事の質、見出しの構造、サイトの技術設定。この土台が弱いままAIOだけやろうとしても、AIの引用候補にすら入りません。だから中途半端な内製が一番もったいない。月2〜3本をなんとなく続けても、専任チームで設計して書いている競合には勝てないからです。
僕の実感として、迷っている会社の大半は体制が欠けている側です。書ける人はいるが続かない。これが現実だと考えたほうがいい。
費用対効果の考え方もひとつ書いておきます。内製するならSEOとAIOの両方がわかる人材を確保することになりますが、この人材は今、市場にほとんどいません。採用できたとしても専任1人分の人件費と教育期間がかかる。外注の月20万〜30万円という金額は、この採用コストと比べて判断する数字です。記事だけ書けるライターを雇っても、戦略設計と構造化データの実装は埋まりません。
AIO外注で何をやってもらえるのか
業者によって範囲の差が大きい領域ですが、フルで依頼した場合にやってもらえるのは次の5つです。
まず、キーワード戦略の設計。どの検索ワードを狙い、AIにどんな質問で引用されたいかを決める工程です。ここを飛ばして記事だけ書く業者は成果が運任せになります。
次に、記事の設計と執筆。結論を先に置く構成、質問形式の見出し、一次情報の織り込み。AIが引用しやすい形に設計して書く工程で、ここが業者の実力が一番出る部分です。
3つ目が構造化データの実装。Schema.orgに準拠したマークアップをHTMLに入れて、AIと検索エンジンが記事の中身を正確に読める状態にします。見た目には現れませんが、引用されるかどうかに効いてきます。
4つ目が入稿と公開。WordPressへの入稿、画像設定、メタ情報の設定まで巻き取るかどうかは業者次第です。
最後が効果測定とリライト。検索順位とAI検索での引用状況を定期的に確認して、動きが悪い記事を直す工程です。ここが契約に入っていない業者だと、記事は納品されて終わりになります。
比較するときは、この5つのうちどこからどこまでが料金に含まれるのかを必ず確認してください。同じ月額でも中身がまるで違います。
AIO外注の費用相場はいくらか?
スポットの診断で10万〜30万円、月額コンサル型で20万〜30万円が中心帯、記事制作は1本3万〜15万円。これが2026年時点で公開されている料金から見えるAIO外注の相場観です。
先に断っておくと、AIOの費用相場を解説している記事は、そのほぼすべてがAIO対策を売っている事業者自身の発信で、中立な業界統計はまだ存在しません。ただ、複数の会社が互いに独立して月額20万〜30万円を標準帯として挙げており、レンジとしては信用していい数字です。
| 依頼形態 | 費用の目安 | 主な内容 |
|---|---|---|
| スポット診断 | 10万〜30万円 | AI検索での引用状況の調査と改善提案 |
| 月額コンサル型 | 月20万〜30万円が中心帯。上は80万円超 | 戦略設計、伴走支援、モニタリング |
| フルサポート型 | 月50万〜150万円 | コンテンツ制作と実装まで込みの総合支援 |
| 記事制作型 | 1記事3万〜15万円 | AIO対応記事の設計と執筆 |
比較のために書いておくと、通常のSEO記事作成代行は1本1万5,000円〜5万円が相場です。AIO対応記事はその2〜3倍の値付けが多い。構造化データや引用設計の工程が上乗せされるためです。
resolvesの実例も出します。うちのAIO記事作成代行は月10記事で20万円、1記事あたり2万円です。AIO対応記事としては安い部類ですが、執筆工程にAIを深く組み込み、人間は戦略設計と編集に集中する体制だから成立している価格です。人力だけで同じ品質を作れば1本3万円を切るのは難しい。
スポットと月額のどちらを選ぶかは、社内の実行力で決めてください。診断結果を受けて自社で記事を作り直せる体制があるならスポット診断だけでも意味があります。実行まで手が回らないなら、診断だけ買っても資料が増えるだけです。その場合は最初から記事制作込みの月額で契約したほうが早い。
だからこそ、相場より極端に安い業者には理由を聞いてください。体制の工夫で安いのか、工程を抜いて安いのか。ここを見分けるのが次のチェックリストです。
失敗しないAIO業者の選び方チェックリスト
依頼前に、この6つを確認してください。
1. その業者自身がAI検索に引用されているか
一番確実な見分け方です。ChatGPTやGeminiに業者名を聞く、あるいはその業者の専門分野について質問して、その会社のサイトが引用元に出てくるか確かめる。自社サイトを最適化できていない業者に、他社のAIOはできません。resolvesも自社のホームページと代表である僕自身の情報がAI検索に引用される状態を作ってから、このサービスを売っています。
2. SEOとAIOを一体で設計しているか
AIOはSEOの土台の上で動きます。AIO専門をうたっていてもSEOの実績が語れない業者は避けたほうがいい。
3. 記事を誰がどう作るのか説明できるか
AIを使うこと自体は問題ではありません。問題は、AIの出力を人間が設計も編集もせず納品する業者がいることです。制作工程を具体的に説明できるか聞いてください。言葉に詰まる業者は危ない。
4. 構造化データの実装まで範囲に入っているか
記事執筆だけで構造化データが範囲外の契約は、AIO対策としては半分です。見積もりの内訳で確認してください。
5. 公開後の効果測定とリライトが契約に含まれるか
検索順位とAI引用状況のレポートが定期的に出てくるか。出しっぱなしの契約なら、成果が出ているかどうか永遠にわかりません。
6. 料金と作業範囲が契約前に書面で明示されるか
この業界は要問い合わせの料金体系が多数派です。それ自体は悪くありませんが、契約前の段階で範囲と金額が文書で出てこない業者とは契約しないでください。
AIO外注でよくある失敗パターン
実務でよく聞く失敗は3つです。
1つ目は、格安の記事量産型に頼んで、AIの出力がほぼそのまま納品されるパターン。月5万円前後の実行特化型サービスも存在しますが、設計と編集の工程が抜けた記事は本数を積んでも引用されません。安く大量に作った記事が逆にサイト全体の評価を下げることもあります。
2つ目は、高額な診断レポートだけで実行が伴わないパターン。数十万円かけて現状分析と改善提案の資料を受け取ったが、実際に記事を作って直す人がいない。レポートは成果ではありません。診断を頼むなら、その後の実行を誰がやるのかを先に決めてください。
3つ目は、記事は毎月納品されるのに誰も測定していないパターン。発注側も業者も本数の消化だけを見ていて、1年経って何も引用されていないことに気づく。効果測定の責任者を契約時に決めておけば防げます。
AIO外注のよくある質問
AIO対策の効果はどれくらいで出ますか?
即効性はありません。検索エンジンのインデックスとAI側の情報取得に時間がかかるため、業界でも3ヶ月や6ヶ月からの契約が標準になっています。数ヶ月単位で見る前提で予算を組んでください。うちでも短期の成果保証はしていません。そういう売り方をする業者のほうを疑うべきです。
月いくらから外注できますか?
記事制作型なら月20万円前後からが現実的なラインです。現状把握だけならスポット診断で10万円台からあります。resolvesの場合は月10記事20万円からで、既存記事のAIO対応リライトも同じ枠で対応しています。
AIOとLLMOとGEOは何が違いますか?
対象の呼び方が違うだけで、実務の施策はほぼ同じです。AI検索の回答に引用されるための最適化という中身は変わりません。業者を比較するときは名称ではなく、作業範囲と制作工程で比べてください。
中小企業や地方の会社でも効果はありますか?
あります。むしろ有利です。AI検索は会社の規模ではなく、情報の明確さと信頼性で引用先を選びます。resolves自体、大企業ではありませんが、会社の情報も代表である僕の情報もAI検索に引用されています。競合がまだ動いていない業界や地域ほど、先に対応した会社が引用枠を取りやすい。大手が本格参入する前の今が一番割のいいタイミングです。
SEOは別の会社に頼んでいます。AIOだけ追加で依頼できますか?
依頼はできますが、勧めません。SEOとAIOは同じ記事と同じサイト構造の上で動くので、担当を分けると設計がちぐはぐになります。キーワード選定も記事構成も二重管理になり、費用も割高になる。どちらかに寄せて一体で設計できる体制にするほうが成果は出ます。
まずは自社サイトがAIにどう見えているかを知る
AIO外注は、相場を知り、業者自身が引用されているかを確かめれば大きくは外しません。月20万〜30万円が中心帯。記事制作型なら月20万円前後から。チェックリストの6項目で業者を見る。この記事の要点はこれだけです。
そしてもうひとつ。今この段階でaio外注と調べているあなたの会社は、競合より早い。この領域はまだ業者も発注側も手探りで、先に動いた会社がAIの引用枠を取っていきます。
resolvesでは、AIO記事の無料診断をやっています。今の自社サイトがChatGPTやGeminiにどう見えているか、どのキーワードから始めるべきか。現状を診断して具体的に返します。売り込みの前に、まず現在地を知ってください。
サービスの詳細はAIO記事作成代行のサービスページにまとめています。
