会社を作るとは後世に残すということ|フリーランスの限界と経営者の責務

株式会社resolves代表の笹島です。

今回は、なぜわたしが会社を作ったのかについて書きます。

この記事で伝えたいことは3つです。

  • フリーランスの最大のリスクは、自分自身であること
  • 会社を作るとは、自分がいなくなってもサービスを残し続ける覚悟を持つこと
  • それは同時に、自分たちが生きた証を社会に残すことでもあるということ

節税や信用のために法人化する。それも間違いではないです。でも、わたしが会社を作った理由はもっと根っこの部分にあります。

なぜ法人化したのか

法人化を決意したフリーランス時代

フリーランスとして仕事をしていた頃、ふと考えたことがあります。

もし明日、自分が動けなくなったら。

事故に遭うかもしれない。大きな病気が見つかるかもしれない。最悪、命を落とすことだってあり得る。そうなったとき、今抱えている案件はどうなるのか。お客さんはどうなるのか。

答えは簡単で、全部終わります。

連絡が途絶え、納品はなくなり、お客さんは状況もわからないまま放置される。代わりに対応してくれる人はいない。引き継ぎ先もない。フリーランスとは、そういう働き方です。

その事実に気づいたとき、このままではいけないと思いました。

フリーランスの最大のリスクは「自分」

フリーランスのリスクは自分自身

フリーランスは自由です。時間も場所も自分で決められる。でも、その自由と引き換えに、全てが自分一人にかかっています。

営業も、制作も、納品も、請求も。全部自分。自分が倒れればサービスも消える。お客さんが行き場を失う。

それは顧客ファーストではない。

お客さんは、わたしの自由なライフスタイルのためにお金を払っているわけではないです。サービスに価値を感じて、それを受け続けたいから契約してくれている。それなのに、自分の身に何かあったら全部終わり。そんな状態でサービスを提供し続けていいのか。

答えはノーでした。

会社を作るとは、自分のサービスを後世に残し続けるということ

会社を作るとは後世に残すこと

会社を作るとは、自分がいなくなってもサービスが続く状態を作ることです。

仕組みで残す。人に託す。マニュアルを作り、チームを育て、自分がいなくても回る体制を整える。それが法人の本質だと考えています。

節税や社会的信用のためだけなら、法人化しなくてもやっていける場面は多いです。でも、お客さんに対する責任を果たすには、自分という存在に依存しない仕組みが必要だった。

会社という器があれば、自分がいなくてもサービスは続けられます。スタッフがいる。ナレッジが蓄積されている。お客さんが困らない。それがわたしにとっての法人化の意味でした。

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経営者の責務は「自分がいなくても回る状態」を作ること

経営者の責務は仕組みを作ること

自分が動いて売上を立てる。それは経営ではなく労働です。

経営者がやるべきことは、自分なしでも顧客が困らない仕組みを作ること。自分が現場を離れても、サービスの質が落ちない状態を整えること。

正直、これは簡単ではないです。自分がやった方が早い場面は山ほどある。でも、そこを乗り越えて仕組みに落とし込まないと、結局はフリーランス時代と同じです。自分が倒れたら全部終わる。

経営者になるということは、自分の身に万が一のことがあっても、お客さんが困らない状態を作る。その責務を引き受けるということです。

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会社は自分たちが生きた証を社会に残すことでもある

自分たちの生きた証を社会に残す

会社を作る理由は、リスク回避だけではないです。

サービス、仕組み、考え方。自分たちがやってきたことが、会社を通じて残り続ける。次の世代に引き継がれていく。それは、自分たちが生きた証を社会に残すことでもあると思っています。

個人の力には限界があります。でも会社という器に込めたものは、自分の寿命を超えて届き続ける可能性がある。

だからこそ、中途半端なサービスは出せない。適当な仕組みは作れない。後世に残るものだからこそ、今の自分たちが本気でやる必要がある。

わたしが会社を作ったのは、そういう覚悟を形にするためでした。

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